巨人は井上が自己最長の6回2/3を3失点で2勝目。無四球で積極的な攻めが光った。大城卓は2回に1号3ラン、4回に適時打と4打点。6回は丸の2点適時打などで3点を加えた。ロッテは終盤に反撃したが及ばなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 4 |
| 巨人 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | x | 7 |
ロッテ鈴木昭汰投手(25)は8回にマウンドに上がり1回を無失点に抑え、開幕から連続自責点0の記録が22試合になった。
先頭の巨人重信を4球で見逃し三振に抑える。続く大城はそれまで3ランを放つなど2安打だったが、カウント1−2から127キロのスライダーで空振り三振に抑えた。中5日での登板ながら安定した投球で3者凡退に抑え「勝ってる場面も負けてる場面も意識は変わらなかったです。良かったかなと思います」と振り返った。
連続記録については「忘れてました。投げ終わって小野晋吾コーチに言われて気がつきました。意識してたら多分点取られていたと思います」と話した。大卒4年目の左腕は、力投を続ける。
ロッテは巨人に1勝2敗で、7カードぶりの負け越しとなった。
先発西野勇士投手(33)が4回4失点。7点差の7回に打線がつながり4点を返すも、点差は大きかった。
吉井監督は西野の投球に「今日はボールが集まってしまっていた」。続けて広島3連戦が控えるだけに「ピッチャー陣もへばってきている。ここは踏ん張りどころなので、みんなでできるところをやっていいたい」と気を引き締めた。
ロッテの場内アナウンスを33年間務め、昨季で引退した谷保恵美さんが一夜限りのサプライズ復活を果たした。
ロッテのスタメン発表で「1番、ライト、おか〜ひろみ〜」と聞きなじみのある声が東京ドームを包んだ。この日は巨人が「レジェンズデー」を実施。谷保さんは「憧れの三保さんと、まさか引退してからご一緒できるなんて思いもしませんでした」と巨人のアナウンスを40年以上担当し、この日の巨人のスタメン発表を行った渡辺三保さんとの共演を喜んだ。
ロッテ西野勇士投手が自身3連勝を逃した。2回に1死から四球と安打で一、二塁のピンチを背負った。巨人大城卓への1ボールからの2球目だった。144キロ直球が高めに浮いた。痛恨の先制3ランを右翼席まで運ばれた。登板前は「自分のボールを信じて投げていきたい」と話していたが、序盤の勝負どころで手痛い1発を食らった。
今季はここまで小島、種市、佐々木と並ぶ4勝を挙げていた。若手3人衆とともに投手陣を牽引する16年目のベテランは「もう少し長いイニングを投げて試合をつくりたかったです」と肩を落とした。
今3連戦は初戦で18失点を喫し大敗。2戦目は種市が8回無失点の力投で星を五分に戻した。カード勝ち越しがかかる一戦の先発マウンドを託された西野は「しっかりと試合をつくっていけるように頑張ります」と意気込んでいた。だが、今季最短の4回4失点(自責3)で降板。チーム最多タイの5勝目は次戦以降に持ち越しとなった。
場内アナウンスで、サプライズ復活があった。
ロッテのスタメン発表が始まると「1番、おか〜ひろみ〜」と独特な語尾の、聞きなじみのある声が東京ドームを包んだ。33年間ロッテの場内アナウンスを務め、昨年惜しまれながらも引退した谷保恵美さんの声だった。
Xでは「谷保さんがスタメン発表しててめっちゃ感動した」「鳥肌えぐい」とまさかのサプライズに喜びの声があふれた。
ロッテは7カードぶりのカード負け越しとなった。先発の西野が4回4失点するなど6回までに7失点。吉井理人監督(59)は「打線もヤクルト戦から下降気味で6連戦続きで投手陣もへばってきているので、ここが踏ん張りどころ。みんなでできることをしっかりとやっていきたい」と切り替えた。
先発の西野は2回1死一、二塁から大城に先制の3ラン。4回は三塁手・中村奨の失策も絡んで2死二塁から再び大城に中前適時打を浴びた。3番手の沢田も踏ん張れず3失点し、試合の流れを引き寄せることができなかった。
打線は0−7の7回にソトの3点二塁打などで一挙4点を奪ったが、反撃とはいかず。7日からはビジターで広島3連戦(マツダ)。首位・ソフトバンクを猛追するためにも、今が踏ん張りどきだ。
ロッテが粘りをみせた。0−7で迎えた7回にネフタリ・ソト内野手(35)が左翼線へ3点二塁打を放つなど一挙4点をあげた。苦しい試合展開だったが、勢いを取り戻してきた。
7回は先頭の小川が内野安打で出塁すると、2死一、二塁から友杉が中前適時打を放った。その後に高部が中前打を放ち、満塁からソトは走者一掃のタイムリー。続くポランコも四球でつないだが、最後は代打・角中が遊飛に終わった。
1点目の適時打を放った友杉は「久しぶりのヒットでしたがランナーを返すことができて良かったです。最後まで絶対に諦めません」と安堵し、逆転に向けて闘志を燃やした。
巨人の「レジェンズデー」として開催され、ロッテの場内アナウンスを33年務め、昨季限りで引退した谷保恵美さんがロッテのスタメン発表にサプライズ登場した。場内には懐かしい「1番・ライト、岡大海〜」の谷保節で、高く伸びやかなアナウンスが響き渡った。
巨人のアナウンスは後楽園球場時代からウグイス嬢を務める渡辺三保さんが担当。スタメン発表が終わると、バックスクリーンに2人の姿が映し出され、大きな拍手が湧き起こった。電撃復帰を終えて谷保さんは「憧れの三保さんと、まさか引退してからご一緒できるなんて思いもしませんでした。このような機会をいただいて、三保さんとジャイアンツさんに感謝です」と楽しんだ様子だった。
ロッテの場内アナウンスを33年務め、昨季限りで引退した谷保恵美さんが、試合前のロッテのスタメン発表のアナウンスで電撃復帰した。
この3連戦は巨人の「レジェンズデー」として行われており、特別ゲストとして登場。場内に懐かしい高く伸びやかなアナウンスがコールされるとロッテファンのいる左翼席は大きく盛り上がった。スタメン発表が終わると、バックスクリーンに表情が映し出され、球場全体に大きな拍手が沸き起こった。
ロッテは先発・西野が、4回4安打4失点など投手陣が6回までに7失点。左腕・井上に抑えられていた打線は7回に4点を返したが、及ばなかった。巨人3連戦は1勝2敗で7カードぶりの負け越し。
吉井監督は「打線もヤクルト戦(5月28日から3連戦)辺りから下降気味。投手も6連戦続きでへばってきている。ここが踏ん張りどころなので、できることをしっかりやっていきたい」と前を向いた。
上半身の疲労の回復の遅れから抹消されているロッテ・佐々木が試合前、東京ドームのブルペンで投球練習を行った。
復帰登板が予定されている8日の広島戦(マツダ)へ向けて順調に回復。練習前には昨年のWBCで侍ジャパンの同僚だった巨人・戸郷と談笑するシーンもあり、小野投手コーチは「今日は軽めに投げているなという印象で、明後日(8日)に向けてしっかり準備してきてるなという感じ」と話した。
5月24日のソフトバンク戦で7回119球を投げ、今季4勝目を挙げた後に出場選手登録を抹消。
小野コーチは「ちょっと出力が上がって、疲れがたまって。それが2試合続いたので」とし、復帰登板へ「明後日、楽しみにしてください」と期待を寄せた。
ロッテの美馬学投手が7日の広島戦(マツダ)に先発することが発表された。広島は大瀬良大地投手が先発する。
美馬は今季ここまで2試合に先発し、0勝1敗、防御率8.68。前回先発した5月31日の阪神戦では5回1/3を投げ、6安打3失点だった。広島戦は21年以来3年ぶりの先発。前回は6回6安打2失点で勝利投手になっている。37歳のベテラン右腕は「自分の役割を果たしてチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。全力を尽くします」とコメントした。
ロッテの場内アナウンスを33年間担当した谷保恵美さんが6日、東京ドームで行われる巨人―ロッテの場内アナウンスにサプライズ登場した。
ホームの巨人が「レジェンドデー」と銘打って行われたロッテ3連戦。セレモニアルピッチに堀内恒夫氏、ラミレス氏、そしてこの日には元木大介氏が登場する予定の中、試合前のスタメン紹介アナウンスに場内がどよめいた。
声の主は“日本一有名”な場内アナウンスのレジェンド・谷保さんだった。歓声と驚きの声で東京ドームが騒然とする中、「1番、ライト、おか〜ひろみぃ〜っ!」の谷保節。驚きのサプライズにスタンドだけでなくSNS上も大盛り上がりとなった。
さらに巨人側のスタメン発表の声は後楽園時代から昭和、平成、令和にわたって場内アナウンスを担当してきた“巨人のレジェンド”渡辺三保さんが行った。まさかまさかの伝説の共演に試合前から場内のボルテージは最高潮に達した。今回のサプライズは渡辺さんの声掛けで実現した。
すぐさま「谷保さん」がトレンド入りする中「谷保さん来てるじゃん!」「え!谷保さんアナウンスなの!?!?」「まさか東京ドームで谷保さんのアナウンス聞けると思わなかった」「巨人もレジェンドが登場!すげー」「試合前から粋な演出ありがとうございます」などの声が上がった。
谷保さんは、1991年から33年間にわたってロッテの場内アナウンスを担当。昨年10月7日にZOZOマリンで行われたレギュラーシーズン最終戦のオリックス戦で公式戦通算2100試合目のアナウンスとなった。最終的にはCS3試合含む2103試合で“卒業”した。
千葉ロッテマリーンズは7日正午からマリーンズオンラインストアでマリーンズ「BUBBLE BOY」と株式会社ロッテ「クーリッシュ」とのコラボグッズの受注販売を開始すると発表した。
今回のロッテ「クーリッシュ」とのコラボでは、交流戦でお馴染みのキャラクター「BUBBLE BOY」がクーリッシュを持っているかわいらしいデザインになっており、Tシャツやフェイスタオルをはじめ、計7アイテムを展開する。
「BUBBLE BOY」と「クーリッシュ」は初コラボで、今回のコラボ商品と合わせてマリーンズカラーでデザインされた「マリーンズ×クーリッシュ」の商品も展開される。
ロッテの高部瑛斗外野手が、今月3度目のマルチ安打を放った。巧打の26歳は「(マルチヒットは)何んとかですね。そこまで状態がいい訳ではない。ちゃんと情報がまとまった状態で打席には入れているかな。こういう感じで行こうというのがまとまった感じ。変な情報が頭にない感じですね」と話した。
5月18日に2年ぶりに1軍復帰すると、ここまで16戦で52打数17安打の打率3割2分7厘と好調をキープしている。それでも、「まだまだな部分が多いので、そこは何とかここから交流戦を終わるまでにやっていきたいですね」と気を引き締めた。
この日の試合は「レジェンズデ―」と題し、昨季までロッテのアナウンス担当を務めていた谷保恵美さんがサプライズでロッテのスタメンを発表した。慣れ親しんだ声が東京ドームに響き渡り、高部も「懐かしいなと思いましたね」と笑みを浮かべ、感慨を込めた。
ロッテの鈴木昭汰投手が、プロを志した東京ドームの巨人戦初登板を無失点で切り抜け、開幕から22戦連続の防御率0.00をキープした。5番手で8回のマウンドに上がると、先頭から2者連続三振。最後は門脇を三ゴロに打ち取り、3者凡退にしてみせた。今季絶好調の左腕は「久々に少し登板が少し空いた。そんなに特に意識は勝ってる場面でも、負けてる場面でも変わらなかった。(東京ドームは)特別な球場なので、何より抑えられてよかったと思います」と感慨深げだった。
茨城・土浦市出身で、幼い頃から巨人ファンだった。東京ドームには小学生時代に訪れ、外野席で巨人戦を観戦。「生で見ると違うじゃないですか。すごくかっこいいなと思った」。以降は夢がプロ野球選手になった。頼れるロッテのリリーバーに成長した鈴木はこの日、「ちっちゃい頃にここで野球を見て、プロになりたいと思ったことで、今こうやって自分が投げている。ワクワク感というか、この気持ちはこれから多分どんだけ投げても変わらないと思いますね」と笑顔。鈴木にとっては特別な一戦を終え、表情には充実感がにじんでいた。
ロッテの西野勇士投手は4回を投げ、4安打1本塁打4失点(自責3)でマウンドを降り、チームトップとなる今季5勝目はならなかった。
初回は1死から四球を与えたが、無失点で切り抜けたが、2回には1死一、二塁から大城に144キロの直球をライトスタンドに運ばれ、先制3ランを被弾。4回には2死から立岡の三塁への打球を中村奨が悪送球して出塁を許すと、盗塁で二塁に進められ、再び大城に中前適時打を許した。
打線の援護もなく、4点ビハインドの5回からは2番手・岩下がマウンドに上がった。
昨季までロッテのアナウンス担当を務めていた谷保恵美さんがサプライズでロッテのスタメンを発表した。8ヶ月ぶりの“復帰”だった。
この日の試合は「レジェンズデー」で、スペシャルバージョンとして谷保さんが登場。「先攻の千葉ロッテマリーンズ。1番・ライト、岡大海」と懐かしの美声が場内に響くと、左翼席のロッテファンも沸いた。
場内アナウンス“電撃復帰”した谷保さんは「憧れの(渡辺)三保さんと、まさか引退してからご一緒できるなんて思いもしませんでした。このような機会をいただいて、三保さんとジャイアンツさんに感謝です。ありがとうございました」とコメントした。
谷保さんは1990年にロッテオリオンズに入社し、91年から33年間アナウンスを担当。1軍公式戦は2100試合を担当しており、昨年10月16日のCS第1ステージ第3戦・ソフトバンク戦が最後だった。
ロッテ・西野勇士投手が4回4失点で約1ヶ月ぶりの黒星となる4敗目を喫した。
2回に先制3ランを許した大城卓に4回にも適時打を浴びた。ボールが甘く集まってしまい、今季最短で降板し「もう少し長いイニングを投げて試合をつくりたかった」とうな垂れた。今回3連戦に負け越した吉井監督は「ちょっと打線も下降気味で、投手もへばってきている。ここは踏ん張りどころ」と奮起を求めた。
昨年までロッテの場内アナウンスを33年間担当した谷保恵美さんが、「レジェンズデー」で、スペシャルバージョンでロッテのスタメンを発表した。
ZOZOマリンスタジアムの名物としても知られた美声が東京ドームに響いた。独特のボイスから「1番、ライト、おか〜ひろみ〜」とコールされると、予期せぬサプライズにスタンドのファンも大歓声だった。
以下、スタメン発表時に特別場内アナウンスを務めた渡辺三保さん、谷保恵美さんのコメント。
ロッテは6日の巨人戦に4−7と敗れ、3連戦を1勝2敗で終え、7カードぶりの負け越しとなった。
敗戦の中で光ったプレーもある。その1つがセカンド・小川龍成の守備だろう。0−3の3回2死走者なしで吉川尚輝のセンター前に抜けそうな当たりを逆シングルでキャッチし、素早く一塁へジャンピングスローでアウトにすれば、4−7の7回1死走者なしで岡本和真が放った打球に対しても逆シングルでキャッチし一塁へジャンピングスローでアウトと、広い守備範囲、強肩ぶりを披露した。
今季はセカンドの守備で何度もチームを、そして投手を救っている。
4月13日の楽天戦では、2−2の9回1死満塁で島内宏明のセカンドライナーを「弾いてしまったりしたらサヨナラの場面だったので、何んとしてもとってやるという気持ちで守っていました」とダイビングキャッチ。
5月24日のソフトバンク戦では、「ポジショニング、打球傾向であの辺が多いというのもありますし、ピッチャーとの兼ね合い、その時に守っていての感覚も大事にしているので、あれはポジショニングがよかったので捕れたと思います」と、3−1の8回1死走者なしで柳田悠岐が放ったライト前の打球を深めに守っていたセカンド・小川が捕球してアウトにした。
さらに5月29日のヤクルト戦では0−1の3回2死走者なしでサンタナの一、二塁間に放った深いあたりの強烈なゴロをダイビングでキャッチし一塁へ送球しアウトにすれば、6月2日の阪神戦では0−1の6回無死走者なしで中野拓夢のセンターへ抜けそうな当たりを逆シングルでキャッチし一塁へランニングスローでアウト。ここ数週間の間に、何度もファインプレーしている。
好守備の裏には準備がある。「試合前にコーチの方と色々話し合って、ポジショニング、打球傾向のデータをしっかり見て守っているので、そこは今すごくハマっているかなと思います」。試合前の守備練習から実戦を想定し、試合中もデータを頭に入れて守っている。入念な準備が好守備をうんでいる。
本職はショートだが、シーズン前はショート、セカンド、サード、3月24日の中日とのオープン戦ではファーストの守備につき、昨季は「プロに入って初めてです」と外野の守備にも挑戦。ユーティリティープレーヤーの1人だったが、5月18日の日本ハム戦以降は16試合連続セカンドでスタメン出場する。
「僕としては取れるアウトを取ることだと思うので、ピッチャーが打ち取った打球を確実にアウトに取ることを意識してやっています」。粘りの打撃はもちろん、セカンドの守備でもチームに大きく貢献している。
スタートダッシュに成功した選手をデータで探り出し、5月の「月間MVP」をセイバーメトリクスの指標で選出してみる。選出基準は打者の場合、得点圏打率や猛打賞回数なども加味されるが、基本はNPB公式記録が用いられる。
ただ、打点や勝利数といった公式記録は、セイバーメトリクスでは個人の能力を如実に反映する指標と扱わない。そのため、セイバーメトリクス的にどれだけ個人の選手がチームに貢献したかを示す指標で選べば、公式に発表されるMVPとは異なる選手が選ばれることもある。
まずは、5月のパ・リーグ6球団の月間成績を振り返る。
5月のパ・リーグで驚異的な勝率を残したのはロッテ。月間チーム打率はリーグ1位、チーム防御率はリーグ2位で、先制率60.9%、先制時勝率90.9%はいかにロッテが優位に試合を運んだかを物語っている。先制されても62.5%は逆転勝ち。要因として9回の得点率40%と、粘りが挙げられるだろう。
そんなパ・リーグのセイバーメトリクスの指標による5月の月間MVP選出を試みる。投手評価には、平均的な投手に比べてどれだけ失点を防いだかを示す指標「RSAA」を用いる。上位ランキングは以下の通りだった。
上記ランキングに掲載されていないチームのwRAA上位選手は以下の通り。
ロッテの好調を支えた投手陣の中で、最もチームに貢献した数値を残したのは25歳の種市。昨季は157奪三振で山本由伸(当時オリックス)に次ぐリーグ2位だったが、今年5月もリーグ2位の29奪三振、スイングに対する空振り率「Whiff%」は21%を記録している。与四球も月間2個と少なく、コントロールの良さも際立った。5月29日のヤクルト戦では74球を投じたうち、ボールと判定されたのは17球だった。ロッテの上昇に大きく貢献した種市をセイバーメトリクス目線で選ぶ月間MVPに推薦する。
新人ながらRSAA3.53を記録し、低迷中のチームに光明を与えた西武のドラフト1位・武内を月間優秀新人賞として称えたい。同じ月間3勝の日本ハム・山崎福也投手と公式の月間MVPを争うことになるだろう。
打者評価として、平均的な打者が同じ打席数に立ったと仮定した場合よりもどれだけその選手が得点を増やしたかを示す「wRAA」を用いる。パ・リーグ打者の5月wRAAランキングは以下の通りだった。
上記ランキングに掲載されていないチームのwRAA上位の選手は以下の通り。
5月もソフトバンク攻撃陣の活躍が目立った。特に5月21、22日の楽天戦での合計33得点は圧巻だった。今月もパ・リーグ上位6人のうち3人がソフトバンクの打者である。その中で最もwRAAが高かったのがクリーンアップの後の打順を任されることの多い27歳の栗原である。
打率.373、出塁率.444、長打率.672、OPS1.116は全てリーグ1位。ホームランを狙わずとも安打を放つことで、塁上を賑わすランナーを還す役目を十分に果たせるという気持ちの持ちようが好調の要因と言えよう。ソフトバンク打線に厚みを加える栗原を5月の月間MVPパ・リーグ打者部門に推薦する。