ロッテ新任の松山秀明1軍チーフ内野守備走塁コーチ(58)が若手選手に期待した。連日厳しいノックで守備強化を図り「今ここにいる内野手の選手達、期待値がすごく高いし、可能性のある選手が多い。僕も力入ってしまいましたね。こんな力入れるつもりではなかったんですけど、最初から僕が壊れてしまいました」。バットも多く振り込む若手選手達の姿を見て、頼もしそうにうなずいた。
ロッテ・沢田圭佑投手(31)は、秋季キャンプ3日目となった31日にブルペン入りし、107球を投げ込んだ。変化球を交えながらフォームの確認を入念に行い、「(スライダーは)今年ちょっと曲がるようになって、いい結果が出た時もあるし、逆に悪い結果が出た時もあったんで、大事な時に色んな幅を持たせられるように。ちょっとずつ変えてるっていうか、色んな曲げ方できるように」と語った。
100球を超える投球にも平然とした様子で、「マリンでもそれくらい投げてます。別に100球ぐらいでへこたれるような体でもないし、そんな投げ方もしてないんで、普通に練習して納得したのが107球ぐらい」と話した。
今秋のテーマについては、「結構自分の中で打たれる時って、同じタイミングで同じリズムで投げ続けた時。でも、同じフォームで同じ腕の振りでいいボール求めて試合で投げるけど、バッターはそれが嫌じゃないから、足上げてから1回止まって投げるとか、早く動いてゆっくり行きながら投げるとか。違うタイミングで投げないと抑えられないのを今年痛感したので、その間を何種類も作って」と語り、投球リズムの幅を広げることに取り組んでいる。
ロッテのドラフト5位、日本通運・冨士隼斗投手(23)が31日、都内の同本社で球団側から指名挨拶を受けた。
榎康弘アマスカウトディレクター、担当の有吉優樹スカウトと対面。サブロー監督(49)の直筆サインが入ったドラフト会議IDとボール、色紙をプレゼントされ「少しずつ実感が湧いてきてる感じ」と、緊張した面持ちで語った。
最速155キロ、球威抜群の直球とスライダーが大きな武器だ。平成国際大4年の23年秋にもプロ志望届を提出したが、腰のケガもあり指名漏れ。「大学の時よりも制球力が良くなってきたのと、変化球の精度をレベルアップできた。それで、プロに指名されるような選手になれたかな」。日本通運で実力だけでなく、自信もつけた。
今年6月の都市対抗野球南関東第1代表決定戦(ZOZOマリン)では、テイ・エステックを相手に1安打完封勝利。「いつもテレビで見てる球場。マウンドにいざ立ってみると、投げやすかった」と冨士。ロッテの本拠地マウンドとは好相性のようだ。担当の有吉スカウトも「(ZOZOマリンが)似合っていた。先発であそこまで高い出力を維持できる投手はいない。先発の柱になって欲しい」と即戦力として期待した。
西武育成の弟・冨士大和投手(19)との対戦も心待ちにする。「お互い先発をやるとしたら、平均球速では負けたくない」と、兄は言う。「1軍の舞台で戦えるようにしよう」。指名直後、兄弟で交わした約束を果たしにいく。
ロッテからドラフト5位指名された日本通運・冨士隼斗投手(23)が31日、東京・千代田区の日本通運本社で高橋編成管理部長らから指名挨拶を受け「(プロの)実感が湧いてきた。早く1軍で投げてみたい」と抱負を口にした。
平成国際大時代に155キロを計測し、大学日本代表候補合宿に招集されながらドラフト会議で指名漏れ。心機一転、社会人野球では制球力に磨きをかけ、スライダー、フォークなど変化球の精度を上げた。今夏の都市対抗南関東予選(ZOZOマリン)ではテイ・エステック戦で1安打完封勝利。「初めて千葉マリンに入って、すごく投げやすかった」と本拠地デビューを心待ちにする。
担当の有吉スカウトは「ストレートの出力の高さとスタミナ。先発で柱になって欲しい。将来的には沢村賞も」と期待を込めた。昨秋ドラフトでは弟の左腕・冨士大和投手(19)が育成ドラフト1位で西武に指名された。右腕と左腕の兄弟対決となれば、球史でも異例のマッチアップとなる。
ロッテは31日、宮崎・都城市での秋季キャンプ3日目を行った。新たに就任した松山秀明チーフ内野守備走塁コーチ(58)が取材に応じ、PL学園高の9学年後輩にあたるサブロー監督(49)が打ち出す「昭和のキャンプ」の復活に向け意欲を語った。
今季まで2軍監督を務めたソフトバンクが日本シリーズで戦っていたため、表立っての発言は控えていた。9年ぶりに復帰したロッテは若返りの真っ最中。「今ここにいる内野手の選手達、期待値がすごく高いし、可能性のある選手達が多い。僕も力が入ってしまいましたね。逆にこんなに力を入れるつもりではなかったんですけど、最初から僕が壊れてしまいました」と腕をさすりながら笑った。
この日はあいにくの雨で室内練習だったが、前日はサブグラウンドで安田らに約40分間ノックの雨を降らせた。ノックを受けた小川は「捕れるかどうかギリギリのところに打たれる。(息を)抜けないですね」と、その技術の高さに驚きを隠さなかった。
サブロー監督は松山コーチを「甘やかさない、ほんまに厳しい人」と表現する。松山コーチは「厳しいですか?僕は普通なんですけど。この世界で長くやるために、稼いでいくためには、普通にやっていたら稼げない。レギュラーを取れないんですよ。楽しても何もつかめないですから」とキッパリ。帰ってきた鬼軍曹が「昭和のキャンプ」を熱くしている。
ロッテからドラフト5位指名された日本通運の最速155キロ右腕・冨士隼斗投手(24)が31日、東京・千代田区の日本通運本社で、ロッテ球団の高橋薫編成管理部長、榎康弘アマスカウトディレクター、担当の有吉優樹スカウトから指名挨拶を受けた。
埼玉・大宮東高では無名だったが、平成国際大(関甲新)に進み、最速155キロを計時。大学日本代表候補合宿に参加するまで成長したが2023年秋のドラフト会議では指名がなく、日本通運に入社した。今夏の都市対抗南関東予選(千葉マリン)のテイ・エステック戦で1安打完封勝利と好投。東京ドームでの登板はなかったが、180センチ、86キロで、2種類のスライダー、フォーク、カーブなどをまじえたパワーピッチャーとして期待されてきた。
ドラフト会議会場でのパスやサブロー監督からの色紙、サインボールを贈られた冨士は、「指名されたときは実感がなかったが、今日わいてきた。早く1軍で投げてみたい。今年の6月に初めて千葉マリンに入って、テレビで見ている所だと思って、すごく投げやすかった」と笑顔で話した。
担当の有吉スカウトは、「ストレートの出力の高さとスタミナ。先発でいって、(ローテーションの)柱になって欲しい」と期待を込めた。
社会人野球を経験しており、1年目からの1軍での登板という即戦力、実弟の西武の左腕・冨士大和投手(2024年育成ドラフト1位)との投げ合いも注目される。
ロッテからドラフト5位指名された日本通運・冨士が、東京都千代田区の同社で、榎康弘アマスカウトディレクターらから指名挨拶を受けた。サブロー監督のサイン色紙とボールなどを贈られ、西武の育成投手の弟・大和と1軍での対戦に思いをはせた。ドラフト後に弟とは「早く1軍の舞台で戦えるように」と話したそうで「ストレートの平均球速では負けたくない」と意地も見せた。
最速155キロの即戦力右腕は、6月8日の都市対抗2次予選南関東第1代表決定戦(ZOZOマリン)で1安打完封し「いつもテレビで見ていた球場で投げやすかった」。有吉優樹スカウトは「(マリンが)似合っていた。先発の柱になって欲しい」と期待を寄せた。
宮崎・都城市でのロッテ秋季キャンプ3日目は雨。室内での練習となった。午後のティー打撃だけで800球以上打ち込んだ山口は「キツいです」と一言。
今季は不振で2軍生活が続いたものの、8月に楽天戦で4打席連続本塁打を記録するなど来季への手応えをつかんだ。
「キツい練習が自分のためになる。限界を超えられるように頑張ってます」。約15万円かけた自前のケア器具も持ち込んでおり「ケガせずに最後までやり切る」と完走を誓った。
ロッテの秋季キャンプは31日、宮崎県都城市の都城運動公園で3日目を迎えた。
雨のため、室内練習場での練習となる中、右肘手術から復活3年目の沢田がブルペンでタブレットで数値を確認しながら107球を投げ込んだ。試合では1イニングしか投げないことの多い救援投手の投げ込みは秋季練習ならでは。建山投手コーチは「選手には球数の指示とか全然してなくて、自分が上手くなるために練習しようと話している。彼は狙いがあって、球数投げることが目的じゃない。技術を覚えるために、その数行っちゃったって感じだと思う」と説明した。
本人は「いつもあれくらい投げてます。別にそんな100球ぐらいでへこたれるような体でもないし、そんな投げ方もしてないんで。普通に練習して納得したのが107球ぐらい」と涼しい顔だ。
今回の秋季キャンプはサブロー新監督が「厳しさ」を打ち出しているが、例年、ドジャースの山本由伸らと一緒に自主トレを行っている沢田は「自主トレの時の方が余裕でキツいし、時間も自分でやってる時の方が余裕で長いんで。自主トレは毎日朝6時半から遅い日は11時ぐらいまでやってます。夜の」と話す。この日も午前8時に球場入りし、一人で「やり投げトレ」を行うなど準備を進め、ブルペンに向かった。沢田にとっては地獄のキャンプではないようだ。
ロッテからドラフト5位で指名された日本通運・冨士隼斗投手(23)が31日、東京・千代田区の日本通運本社で指名挨拶を受けた。榎アマスカウトディレクター、担当の有吉スカウトが訪問。ドラフト会議IDとサブロー監督のサイン色紙とボールを受け取り「少しずつ実感が湧いてきてる」と話した。
最速155キロの即戦力右腕は、ZOZOマリンで行われた今年6月8日の都市対抗南関東2次予選第1代表決定戦でテイ・ステックを1安打完封(試合は3−0)。「いつもテレビで見ていたところで投げやすかった」と振り返る。不思議な縁で、その試合を見届けた有吉スカウトも「(マリンで投げる姿が)似合っていた。ストレートの出力が高く、それを維持できる。先発の柱になって欲しい」と期待は大きい。
西武の育成投手の弟・大和からも指名後に連絡が来て「早く1軍の舞台で対戦えるように」と話したそうで「ストレートの平均球速では負けない」と意地も見せた。1軍での兄弟対決という大きな夢を胸に、冨士はプロへ第一歩を踏み出す。
テーマは“1.1秒台”だ。ロッテの都城秋季キャンプは31日、3日目を迎え、投手陣にクイックモーションの改善を実施した。建山義紀投手コーチ(49)は「投手が始動してからミットに収まるまで1.1秒台。そこがチームの目標」と掲げた。
今季の盗塁阻止率.156は12球団ワースト。サブロー監督(49)も「(投手と捕手の)共同作業で刺しましょうということ」と明かし「企画されないように。これは無理やなって相手に思わせるクイックをやってもらうのがチーム方針」と話した。
建山コーチは「技術的に簡単なことじゃないので2月のキャンプからやるってなったら間に合わない」とこの時期に基礎を作り上げる思い。サブロー監督は「勝つためには失点を防がないと。そこまで打てるチームじゃないんでね」。地獄のキャンプ。来季を見据えた緻密な練習も重ねる。